【元カノとの復縁体験談】突然の彼女との別れ※最悪の別れ方編

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こちらの話の続きになっていますので、

ご覧になっていない方は、はじめにこちらからご覧ください↓

【元カノとの復縁体験談】すべてのはじまりはここから

では、続きを話していきます。

 

 

それは突然でした。

私たちの付き合いを、ぶち壊す、哀しい事件が起こったのです。

瑠璃には、高校時代から付き合っていた彼氏がいました。

 

その彼氏と瑠璃は、腐れ縁のような関係で、高校で付き合って以来、

別れては、また付き合ってを、繰り返す仲だったそうです。

彼は彼で、結構、やんちゃな人だったらしく、

少年院などにも、お世話になっていたようです。

 

私は付き合う前から、元彼の話を、友人を通して知っていたのですが、

特に気にも、留めていませんでした。私と付き合っている時も、瑠璃は、元彼から

何度も復縁を申し込まれていたようですが、その気はないと、断っていたそうなのです。

 

今までだったら、復縁していた瑠璃でしたが、

私と付き合ってからは、元彼の復縁の申し出を断ってくれていたんですね…。

 

私自身も、瑠璃と、私との付き合いに、腐れ縁の元彼とは言えども、

入り込めるハズがないという、根拠のない自信がありました。

それほど、私と瑠璃は愛し合っていたのです。

 

しかし、その日を迎えます。

私の自信が、もろくも崩れさった日です。

 

元彼の事故。

バイク事故が起こったのです。

 

その一報は、すぐに瑠璃にも届きました。

私へは、瑠璃からの早朝の電話で伝えられましたが、

友人が事故を起こした…。

それ以上は、知らされませんでした。

 

そして、最悪の結末。

元彼は即死だったそうです。

 

瑠璃は、元彼のお母さんとも仲がよかったこともあり、

元彼の葬儀の手伝いや、お母さんの心の支えになっていました。

 

瑠璃自身も、「なんで元彼とやり直さなかったのか?」

「自分がやり直していれば、こんな事故は起こらなかったのでは?」

瑠璃は、そう自分を責めるようになったのです。

 

そんなことが起こっていることなんて、全く知らなかった私は、

事故が起きてから、2週間くらい、瑠璃から、一切連絡がなくなったことに、

 

なぜ連絡してこないの?

瑠璃に、何が起こっているの?

何がどうなってるのか、説明して欲しい!

 

そんな思いから、何度も電話をしました。

しかし、電話はおろか、メールもない状態が続きます。

そして、瑠璃から、ようやく電話がきたのが、

事故から2週間経った頃でした。

 

今でも覚えています。

か細い声の、彼女の第一声が…。

今でも、頭にこびりついているのです。

 

「久しぶり、連絡できなくてごめんね・・・。

実は、事故にあったのは、友達じゃなくて、

元彼なの・・・。」

 

私は何も言えませんでした。

 

「何で、電話に出ないんだよ!」

「何で、メールもしないんだよ!」

「何で、俺をほっといたんだよ!」

 

瑠璃と連絡が繋がったら、こんな思いを、

今まで、たまりにたまっていた、ありったけの感情を、

ぶつけようと思っていたのに、瑠璃のか細い声を聞いた途端、

この感情をぶつける場所が、分からなくなってしまったのです。

 

それほど、電話越しの、彼女は、

私の知っている瑠璃ではありませんでした。

 

2週間前とは別人のような、か細い声
今にも消えてしまいそうな、悲しそうな声

 

ここは自分がしっかり、瑠璃を支えてあげなくては、

そう思う気持ちはもちろんありました。

 

しかし、彼女の愛情は、私へは向けられていません。

事故前だったら、まっすぐ自分だけに向かっていた愛情は、

亡くなった元彼へ、向けられるようになったのです。

 

事故後、瑠璃とは、何度か会うことはできるようになりましたが、

私は、顔では笑っていましたが、心では悲鳴を上げる生活が続きました。

 

瑠璃は、私と会っている最中でも、元彼のお母さんに呼び出されると、

お母さんの元へ行ってしまうのです。

 

瑠璃は瑠璃で、元彼の面影をお母さんに求め、

お母さんは、お母さんで、息子の面影を、瑠璃に求めていたのでしょう。

瑠璃は、私いるよりも、元彼の友人や、元彼のお母さんと一緒にいる

時間を優先するようになりました。

 

そんな生活の中で、彼女を支えてあげなくてはいけない気持ちと、

自分へ愛情を向けて欲しい気持ちとがぶつかり合い、しだいに

彼女を支えてあげられるだけの、余裕はなくなっていったのです。

 

それでも、なんとかしなくてはいけないという必死な思いから、

当時、瑠璃との思い出が、たくさん詰まっていた、

ディズニーランドへ行こうと誘っていました。

 

もちろん、そんな気持ちにはなれないと、

断られていましたが、私の必死な姿を見てか、

瑠璃はディズニーランドへ行くことを約束してくれたのです。

 

私は、「ディズニーランドへ行くことで、自分への愛情を、

取り戻してくれるかもしれない・・・。」そんな淡い期待を抱きながら、

その日を、楽しみにしていました。

私は、最後の望みをディズニーに懸けたのです。

 

しかし、当日は土砂降りの雨。

自分の運命を呪いました。

 

ディズニーへ行く約束をするのに、どれだけの苦労をしたことか。

どれだけ、ディズニーへ行くことに、望みを懸けていたのか!

 

それが、この雨で、すべて、台無しになった。

私は、この日ほど、雨を恨んだことはありません。

 

そして、私の心が折れた瞬間でした。

 

これを切っかけに、どんどんボロボロになっていく私。

そんな私の姿を、見ていられない彼女。

もう運命の糸に導かれるように、別れが迫ってきたのです。

そして、ついに瑠璃から、別れの言葉を聞くことになるのです。

 

別れの時の瑠璃の言葉です。

 

「もしかしたら、私は同時に、

2人の大事な人を、無くすかもしれない。

でも、今はこうするしか、しょうがないんだよ。」

 

私は、何も言えませんでした。

何も言い返す、気力がなかったのです。

こうして、瑠璃との大恋愛は、幕を閉じました。

 

何もかもが、終わった。

人生が終わったのだと思いました。

彼女がいないくらいなら、いっそのこと・・・。

そんな馬鹿な考えも、脳裏に浮かびました。

 

そして、元彼も恨みました

 

この世にいない人間を恨むのは、おかしいと思いますが、

この感情を向ける方向が、わからなかったのです。

 

別れた後も、瑠璃に何回か会いました。

もちろん、復縁も、何度も申し出ました。

しかし、瑠璃の愛情は、依然として元彼に向かったままだったのです。

 

こうして、人を愛する喜びを

思い出させてくれた、

愛との恋愛は幕を閉じたのです。

 

「瑠璃とは、もう、会うこともないだろう。」

そう思っていた、私でしたが…↓

これは三流ドラマか!偶然が生んだ悲劇編につづく

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