こちらの話しの続きになっていますので、
ご覧になっていない方は、はじめにこちらからご覧ください↓
では、続きを話していきます。
自分の気持ちに整理がつかないうちは、誰とも付き合わない。
これを自分に命じた私は、瑠璃への想いが落ち着くまで、
恋愛を禁止していました。
だって、あれだけ好きだった瑠璃からの久しぶりの電話が、
彼女ができたことを、伝えて終ちゃったんですから。
千笑も傷つけてしまいましたしね…。
ただ…、
そんな想いとは裏腹に、
私は心の底から後悔していました。
「もし、千笑の友人が単位をちゃんと取っていたなら・・・。」
「もし、千笑と旅行に行っていなかったら・・・。」
「もし、瑠璃のことを諦めずに、復縁に向かって努力していたなら・・・。」
今頃、瑠璃とやり直せていたのかもしれない・・・。
そんな考えが、頭の中を毎日、駆け巡ってしまうのです。
そんな後悔の念と戦いながら、自分の弱い心を抑え込みながら、
1人、自分自身と向き合っていったのです。
しかし、私はまたしても、弱い心に打ち勝つことができませんでした。
復縁したい気持ちに押し切られるように、
瑠璃に電話をしてしまったのです。
正直、千笑と別れた後、
「もしかしたら、これで、瑠璃と復縁できるかも?」
そんな、最低な想いもあったのです。
なぜなら、、、
最低な電話で終わってしまったけど、
少なくとも、瑠璃から電話をしてきたんだ。
もしかしたら、自分と復縁したいのかもしれない。
その為に、電話してきたのかもしれない。
そんな愚かな考えから、瑠璃に電話をしてしまったのです。
しかし、この電話で、私は、自分が望んでいたこととは
全く違う、結果を知ることになるのです。
私は、この電話で瑠璃に彼氏ができたことを知ったのです。
私は目の前が崩れ去る感覚に襲われます。
そして、動揺のあまり、聞かなければよいことも、
色々聞いてしまったのです。
瑠璃は、今の彼氏とは、私と電話した後、付き合ったそうです。
今の彼氏は、元彼の友人だそうです。
どうやって、電話を切ったのか、覚えていません。
私の残ったのは、後悔の念だけです。
後悔しても、後悔しきれませんでした。
何で、瑠璃を追い求め続けなかったのだろうか?
何で、瑠璃の心が落ち着くまで、待ってあげられなかったのだろうか?
何で、瑠璃と自分の絆を、信じられなかったのだろう?
もし、それが出来ていたら、
今頃、瑠璃とやり直せていたのに・・・。
それ以来、瑠璃との連絡を、一切絶ったのです。
そして、自分の感情が落ち着くまで待ちました。
友人とくだらない旅行へでかけたり、バイトに明け暮れたり、
そんな生活が、楽しく思えるようになるまで待ちました。
そして、その生活が楽しく思えるようになった頃、
ようやく瑠璃のことが、楽しい思い出に変わったことに気がついたのです。
ちょうどその頃、バイトに入ってきたのが愛だったのです↓
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